感染予防のための行動は情報の入手経路によって違いがある?
解析の結果、感染予防行動を守っていた人は、2020年の調査で、マスク着用86.2%、屋内換気46.9%、社会的距離45.4%、混雑の回避62.6%でした。また、2021年の調査では、マスク着用89.3%、屋内換気38.2%、社会的距離47.2%、混雑の回避61.6%でした。
感染予防行動と情報源の関連性を調べたところ、医療従事者、専門家、政府、Twitter、ニュースサイト、テレビニュースから情報を得ることが、2つ以上の感染予防行動を守ることに関連していました。
論文著者らは「感染予防のための情報提供において、情報源の種類は重要な役割を果たす」と結論しています。