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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【緑豆春雨】身体の熱を冷まし水分代謝をアップして肥満を改善

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 そのためには、体質に合った食材を取り入れることがポイント。今回は「熱タイプ」について説明します。

 熱タイプは食欲旺盛で、肉や揚げ物など脂っこいもの好き、野菜はあまり食べないという人に多く見られる肥満です。取り込んだ栄養分をうまく利用できないまま、身体にため込んで脂肪や水分を蓄え、太りやすくなります。蓄えた老廃物が、体内で過剰な熱を放ち、暑がりが多いという特徴があります。

 さらに、食べるほどに胃が熱を蓄え、どんどんお腹がすいていくらでも食べられるという「恐怖のメタボ胃袋」になりがちです。

 このタイプは、とにかく身体の熱を冷まし、余分な脂肪や水分を追い出すことが肥満を改善するポイントになります。

 おすすめは緑豆春雨。原料となる「緑豆」には、身体の熱を冷ますとともに、水分代謝をアップして尿の排出効果を高める優れた効果があります。解毒作用も高く、体内の老廃物をスッキリ排出する働きもあり、このタイプの肥満改善にはうってつけの食材なのです。麺類の代替品にしたり、サラダに使うなど積極的に利用することをおすすめします。

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