(15)情報を求め、認知症関連の書籍を読み漁った

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 認知症になった母との向き合い方や今後の医療的なケアについて調べていた私は、「親の老いが気になり始めた時から介護が始まる」という一文に出合い、介護が始まったのだということが初めてわかり衝撃を受けた。

 ネット上に介護についての情報や体験談が多くあることを確認し、次に探したのは書籍だ。「認知症」「介護」と名のつく書籍やムックで、自分の知りたい情報が書いてありそうなもの、共感できそうな内容のものを買っては読み込んだ。

 学術書を除くと、書籍には3通りある。親が認知症と気づいてから亡くなるまでにするべきこと、知っておくとよいことをまとめた「ハウツー本」。個人の体験談をつづった「体験記」。雑誌などの特集をまとめた「ムック」だ。

 このうちハウツー本は、数年で内容が古びていることがわかった。病気への知見や法制度などが、年単位で変わっているからだ。ハウツーが必要な場合は出版年度を調べ、できるだけ新しい本を選び、内容についての最新情報は関連機関のウェブサイトなどでしっかり再確認するということが必要になってくる。

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