著者のコラム一覧
加来耕三歴史家・作家

昭和33年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員をへて、現在は大学・企業等の講師をつとめながら著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組監修・出演などの依頼多数。著書に『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『卑弥呼のサラダ 水戸黄門のラーメン』(ポプラ社)ほか多数。

幕末、攘夷論を喧伝した“勤王方のスター”徳川斉昭

公開日: 更新日:
イラスト・荒井あゆの

 徳川斉昭といえば、幕末のある時期、勤王方のスター、日本一の人気者でした。彼は最後の征夷大将軍・徳川慶喜の実父としても有名です。

 斉昭の水戸徳川家は、家康の十一男頼房を祖として誕生しました。斉昭は寛政12(1800)年に生まれ、文政12(1829)年、水戸藩の家督を継いで…

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【連載】日本史再見 英雄になれなかった男

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