19年1月改定「出国税」「地震保険」 得するなら今から対処
来年1月から、「国際観光旅客税(出国税)」と「地震保険」が改定される。今年も残り1週間を切ったが、いずれもいまから対処すればお得になるという。
来年1月7日以降に出国する航空や船舶のチケット代金から、出国税が徴収される。日本を出国する旅客は、出国1回につき1000円を支払う。訪日外国人だけでなく、海外旅行をする日本人も対象。旅行以外に、ビジネス、留学、医療などの目的も同じだ。だが7日より前に締結された運送契約で出国するなら「経過措置」がある。
「基本的には7日以降の出発でも現時点で発券済みの航空券、船舶チケットは課税されません」(国税庁消費税室の担当者)
それでは、出国日が決定していない航空機や船舶の「オープンチケット(回数券)」はどうか。
「来年1月6日までに出発日を決定していれば、1月7日以降の出国でも、課税されません」(前出の担当者)
ただし、現時点で決まっていても急な予定変更で、7日以降に出国日を変更すれば課税の対象になるのでご注意を。