「われ以外みなわが師なり」を心がけたサラリーマン時代
「われ以外みなわが師なり」――これは、小説家・吉川英治の言葉で、秋山さんがずっと胸に刻み、大切にしてきた言葉だ。
秋山さんは、埼玉県で和紙製造の家内工業を営む家に生まれた。5人きょうだいの4番目で、姉2人は紙すきの手伝い、兄と秋山さんは雑用の毎日(弟は5歳で亡くなった)と…
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