悠仁さまが間もなく「筑付高」ご入学 “周囲の失態”で波乱含みの門出
■提携校進学制度を熟知した当事者
「永田氏はお茶の水女子大との間でこの制度を締結する時の学長であり、まさに当事者。その経緯は熟知している。2月の会見では、悠仁さまのために制度が設けられたのではないかという点については否定しながらも、納得いく説明はなかった」(宮内庁担当記者)
だが、永田学長はこの件に関し、沈黙を通したわけではなかった。これまで悠仁さま以外にも制度を使って入学した生徒がいると強調した。
「若干名としているが、具体的な人数は一切、明かさなかったため、制度がブラックボックス化している疑念が生じた。さらに永田氏は制度を27年度まで延長すると表明。いかにも取ってつけたような感じで、逆に悠仁さまのための制度であったことを強く印象づけてしまったのです」(同)
これだったら喋らないほうがよかったという声も聞かれるが、「永田学長は"オレがオレが"といったタイプでいつもひとこと多い」と、筑波大の教授の一人は話す。批判が出ていることを知ってか、3月24日の定例会見では永田学長は提携校進学制度には触れず、警備強化策についての話に終始した。いずれにしても、筑付高に通われる悠仁さまが周囲の大人たちに足を引っ張られることがないように願うばかりだ。
(取材・文=田中幾太郎/ジャーナリスト・「名門校の真実」の著者)