「サンクチュアリ教会」の教祖は文鮮明の息子 日本にも信者がいる“武装宗教団体”の実態
「将来の迫害に対してドナルド・トランプ大統領のために武装して死ぬ準備をしなければならない」
トランプ敗北後、文亨進が信者にこう語ったと米メディアで報じられた。
■軍用ライフルを持って合同結婚式も
サンクチュアリ教会の特徴は銃を信奉していることだ。信者たちが自動小銃のAR-15を構え、銃弾を束ねた王冠を頭に載せて礼拝することから、米国では「銃の教会」として知られている。新郎新婦がそれぞれ自動小銃を持って合同結婚式を行う光景が報じられ、日本でもアマゾンプライムなどで閲覧できる。
ペンシルベニア州の田舎町に購入した土地で格闘術や銃の射撃訓練を行うなど、やっていることは武装ゲリラ部隊さながらだ。日本にも信者がいて、18年ごろには首相官邸前で安倍元首相を応援する街宣を行っていた。彼らは独自に安倍元首相の追悼式を行うとしていた(実際は断念)。
実は安倍元首相が殺害された7月8日、偶然にも文亨進は日本滞在中だった。6月に彼が日本の信者を集めて講演する縦断ツアーを開始。以来、日本にとどまっていたのだ。