何のために? 米ボストンの公園にゴールデンレトリバーなんと100匹集結!
米ボストンで17日、第127回ボストンマラソンが行われ、男子はエバンス・チェベト(ケニア)が連覇を達成したが、その前日の16日、大会に関連して市内の公園「ボストン・コモン」で、100匹以上のゴールデンレトリバーとその飼い主家族が集結するイベントが行われた。
ボストンマラソンでは、何年も前から「スペンサー」という名前のゴールデンレトリバーが沿道で「ボストン・ストロング」というメッセージが書かれた旗を振っている姿が目撃され、話題になっていた。
「ボストン・ストロング」は2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件の後に生まれたスローガンで、テロに屈しない市民の強靱さ、共感、結束を表現するもの。名物的存在になったスペンサーは昨年の大会の公式犬に選ばれたが、今年2月17日、がんのため13歳で死んだ。その1週間後、妹であるペニーも11歳で死んだ。16日のイベントはこの2頭を追悼するために企画された。
首に「ボストン・ストロング」の黄色のバンダナを巻いた約100匹が、公園からマラソンのゴール地点まで行進した。