今年の漢字は「虎」と「翔」で一騎打ち? 虎党“組織票”で上積みか…2年連続「戦」が大穴
年末恒例「今年の漢字」が12日、京都・清水寺で発表される。
「普通に考えたら『戦』が選ばれても不思議じゃありませんけどね」と、辞書編集者はこう続ける。
「昨年から続くロシアとウクライナに加えて、パレスチナ・イスラエル戦争も。さらにWBC、夏の甲子園、バスケとラグビーのW杯とスポーツの熱戦も盛り上がりましたが、昨年も『戦』が選ばれている。今年の漢字が1995年に始まってから、同じ漢字が2年連続ということは一度もないだけに……」
とはいえ、今年の漢字は“投票”で決まる。可能性はゼロじゃない。
ちなみに、今年の「新語・流行語大賞」の年間大賞は、プロ野球で38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガース・岡田彰布監督の「アレ(A.R.E.)」。
阪神が18年ぶりにリーグ優勝した2003年の漢字には「虎」が選ばれているので、「熱烈な阪神ファンの“組織票”が上積みされるかも」(在阪メディア関係者)。
昨年の「戦」は応募総数約22万票に対して1万804票で“当選”。阪神のファンクラブ会員は十数万人いる。流行語大賞と今年の漢字を独占なんてこともあるか。