脳トレと適度な運動が大切! 治療費削減のために「転ばぬ先のゲーム」のススメ
「タグなし、OK」
これがいつものルーティンだ。トレーナーを着るときに、前後を間違えてはいけないから、首元にタグがないのを確認する。タグがないってことは「前」であることが確定。「これで大丈夫」というわけだ。
年をとってくると、「服を着る」といった単純作業さえも間違えることがある。靴下の色が違ったり、社会の窓が全開だったりする。たまにパンツもはき忘れたりする。すでにボケ老人化。先日なんか、髪の毛を洗ったはいいが、流さないまま外出。シャンプーまみれだったこともある。
■ボケないためにも、脳を活性化させる
そんな感じでボケないためにも、頭のトレーニングは欠かさないようにしたい。オセロに将棋、囲碁に麻雀、ナンプレとかルービックキューブ、何でもいい。脳を活性化させるのだ。できれば、孫と一緒に桃鉄なんかできたら楽しい。最悪、ツムツムでもいい。
もし、脳の働きが衰えると、運動神経にも影響してくる。手が先に出ず、顔面でコンクリを頬ずり。それこそ大けがだ。適度な脳トレと適度な運動。これによって余生をまっとうすることができる。万が一、ケガでもしようものなら、通院費だってバカにならない。治療費や薬代のほか、電車、タクシーなどの交通費がのしかかってくる。「転ばぬ先の杖」ではないが、「転ばぬ先のゲーム」。健康な老後を送るためにも、ぜひ実践したい。