喪中かもしれないし…取引先への「新年の挨拶周り」で絶対に地雷を踏まない話題
「暗く重い話」よりも「明るい話」
では、どうやって見極めるのか? 目安はテレビで何度も聞こえてくる「言葉」です。個別のニュースというよりは、「最近よく聞く言葉」という程度でとらえておくといいと思います。その言葉を話題に出しながら「明るい」話をします。
新年早々、わざわざ暗い話をする必要はありません。これは新年に限った事ではなく、通常の商談の時もニュースの話をアイスブレイクにするなら暗く重い話をするよりも明るく未来のある話をする方が好まれます。
たまに最先端のニュースを話題にしたり、とても専門的なニュースを話題にされる方がいらっしゃいます。これは出来れば避けた方が無難です。ニュースを話題にする目的は、あくまでも共通の話題の提供です。
相手が知らないニュースを話題にすると、そもそも共通の話題作りという目的が達成できていませんし、人によっては「こんなニュースも知らないのか」とマウントを取られたと感じる人もいらっしゃいます。鼻につくような行為は避けて、相手に花を持たせましょう。
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▽桑山元(くわやま・げん) 早稲田大学教育学部を卒業後、興亜火災海上保険株式会社(現・損保ジャパン)に新入社員代表として入社。本社にて短期資金運用担当者、メインバンク本店担当部署で法人営業を経験。退社後は、声優養成所を経て、ニュースに特化したコントグループ「ザ・ニュースペーパー」に19年間所属。2022年、ザ・ニュースペーパーを退団し、講師に転身。