能登半島地震は2020年から675回…地震は頻発も“本震”までエネルギーが分散されない?

公開日: 更新日:

 令和6年能登半島地震発生から1週間が過ぎた。

 1日16時06分ごろ、石川県能登地方を震源とするマグニチュード(M)5.7の地震が発生し、同県珠洲市で震度5強を観測した。数分後の10分ごろには同県能登地方でM7.6の揺れが起こり、同県志賀町で最大震度7を観測した。その後、同県では震度5弱以上の揺れの大きい地震が15回観測されている。

 能登地方での大規模地震は2018年ごろから続いている。気象庁は20年12月以降の地震活動を「令和6年能登半島地震」に含めた。

 同県珠洲市では、21年9月16日に最大震度5弱(M5.1)、22年6月19日には同6弱(M5.4)、23年5月5日に同6強(M6.5)の地震が発生していて、20年12月1日から24年1月2日13時までに震度1以上を観測する地震が675回観測されている。

 数年にわたって有感地震が頻発していたことで、SNSでは《小さい揺れでエネルギーが分散されないの?》という疑問が相次いでいたが、短期間で数百、数千の地震が起きるエリアで巨大地震が起こりにくいという可能性はあるのか?

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱