部下が報告しやすくなる雰囲気づくりと言葉がけ「3つのNG」
②威圧しない
相手を抑えつけるような言葉遣いや態度は、相手を威圧してしまいます。自分ではそんなつもりはなくても、大きな声を出す、モノにあたるなどは、職場の雰囲気を悪くして仕事に対するモチベーションを下げる原因になります。部下からすると、そんな上司には報告をしたくてもなかなか声をかけづらいでしょう。
普段の自分の言葉遣いや態度はどんな感じか、周りの人にどのように思われているのか、少し意識してみることも必要かもしれませんね。
③拒否しない
会議に向かおうと席を立ったときや、業務に集中しているとき、そんなタイミングに話しかけられたら、「今忙しいから後にして!」と、つい言ってしまいたくなるかもしれません。
もちろん忙しいのは事実であり、見たらわかるだろうという気持ちもあるでしょう。ただ、相手がまだ業務に慣れていない新入社員の場合、拒否されたように感じてしまい、その後の報告のための声かけのタイミングを逸してしまう可能性も考えられます。
「今忙しいから後にして!」で終わるのではなく、「16時からならゆっくり聞けるから、少し待ってもらえるかな」「これから会議だから、1時間後にもう一回声かけて」など、相手が報告しやすい声かけをプラスすると、その後の流れがスムーズになります。