大阪万博バス運転手が集まらない必然…締め切りまで2カ月半、180人まだ半分未満の深刻

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 社会インフラとしての路線バスを維持するためにも、万博などのイベントは後回しにせざるを得ない。

「できるだけ万博に協力しようと努めてはいますが、みなさんの日常生活の交通手段を犠牲にしてまでやることではないと。普段の業務に支障がないよう、あくまで協力できる範囲でのシャトルバスの運行になると思います」(大阪バス協会)

 シャトルバスを巡っては、こんな求人がある。大阪市の関係企業である大阪シティバスは、会場内と付近の駐車場を結ぶシャトルバスの運転手を現在募集中。万博開催期間の有期雇用で、勤務時間は1日4時間半~5時間程度、時給は2000円と、バス業界では高額だ。同社の広報は「半年間の有期雇用ということを考慮し、時給を設定した」と話した。

 この募集の締め切りは6月30日。賃金アップで臨時の人手を確保したいところだが、好条件でも運転手が集まらなければいよいよ、万博の輸送計画は破綻か。

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