浅草「炭火焼き肉 本とさや」は今や外国人がホテルコンシェルジュ経由で予約する超人気店

公開日: 更新日:

「何人前も食べていきますよ」

 ここでレアに焼きあがったハラミを一口。赤身の歯ごたえに脂のとろみが混ざって、ハラミのうまさ全開。そこにマッコリをぐびり。残ったご飯にハラミをのせ、今度はハラミ丼だ。肉のうまみと脂の甘さ、そこにタレが混ざったらご飯に合わないわけがない。アタシにとって焼き肉は、酒よりご飯。だから焼き肉は昼がいい。そして誰にも邪魔されない一人焼き肉に限る。

 大満足で会計すると、そこには創業家の三浦専務が。せっかくだから話を聞いてみた。

「外国人はホテルのコンシェルジュ経由で予約を入れてきます。夜はいっぱいですよ」

 何が人気?

「圧倒的に上カルビですね。安くてうまいって、何人前も食べていきますよ(笑)」

 そりゃ、どこぞのリゾートのラーメン一杯で、ここの上カルビが食えるご時世だからね。

「またどうぞ、おいでください」

 にこやかな三浦専務が丁寧に見送ってくれた。

 よし、次回はカルビとタンで一人本とさやだ!そう心に決めたアタシでした。 (藤井優)

○炭火焼肉 本とさや
 台東区西浅草3-1-9

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース