日本のトイレは男女平等なのか? 台湾では女性用の数が3倍らしいが…

公開日: 更新日:

 いよいよ夏のバーゲンで、男性が妻や恋人の買い物に付き合わされるたびに気になるのが、トイレ。

 百貨店のトイレに同時に入ったのに、妻が出てこない。散々待たされた挙げ句、妻はすっきりした顔で「すっごい並んでた」とひと言……そんな経験、ありません?

〈百貨店のトイレに寄ったら女性用は外まで並んでいた。友人が言うには「台湾の女性用トイレは男性トイレの3倍の面積にすることが法律で決まってる」らしい。そこで、なぜ日本の女性用トイレは並ばないくらい広くなっていないのか議論になった〉──元国税職員という人の、そんなXの投稿がバズっていた。

 念のため、台湾の大使館に当たる「台北駐日経済文化代表処」に確認したら、担当者いわく「台湾の建築関連の法令によれば、新規建築物における男女別のトイレの比率については、面積ではなく個室トイレ(大便器)の個数に決まりがあります」とのこと。

 学校の授業の合間、駅の列車到着時、映画館での上映後など、一時的に人が集中しがちな「同時使用タイプ」の個室トイレ数は女性5に対して男性1。オフィス、工場、商業施設など、特定の時間に集中するわけではない「分散使用タイプ」は女性3、男性1と定められているという。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…