訓練を受けたプロのCAも「人の心」を持っています
CAへのカスタマーハラスメントが少なくならないことは、とても残念ですが、お客さまの立場では「カスハラじゃない! これはクレームだ!」ということになるのだと思います。カスハラとクレームの境界は、どこにあるのでしょうか。これは、すべての職種に共通するテーマだと感じています。
どんなクレーム案件であっても、お客さまと従業員にとって最小限のダメージに抑える努力が必要ではないでしょうか。
他のお客さまや同僚職員に客観的に事例を判断してもらい、それが「過剰な誹謗中傷」「必要以上の要求」になれば、それはカスハラに当てはまると思います。クレームのうちはお客さまも被害者的立場かもしれませんが、カスハラとなれば一転して加害者になってしまうこともあります。
以前、ホテル勤務の友人から「カスハラされやすいCAのタイプは?」と聞かれたことがあります。
やはり勤務経験や業務知識が少ない新人が、カスハラの対象になることが多いですね。
業務をこなすことが精いっぱいで、クレームという予期しないことが起きた場合に適切な対応ができず、お客さまをイライラさせてしまうのです。
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