麻生派の“国際派新人”元国連職員・英利アルフィヤ氏は選挙区で惜敗→比例で復活
【比例当選】英利アルフィヤ(36歳)=千葉5区/【当選】牧島かれん(47歳)=神奈川17区
昨年4月に千葉5区の補選で立憲の矢崎堅太郎氏(57)とデッドヒートの末、僅差で勝利した英利氏だが今回は惜敗し、比例で復活した。
米タイム誌が選ぶ、世界に変化をもたらし今後の活躍が期待される「次世代の100人」に昨年選ばれた英利。米ジョージタウン大大学院卒で日銀勤務後、外務省試験に合格してニューヨーク国連本部で職員として活躍した。
両親が共にウイグル自治区出身のためか、今回の選挙戦前はネット上で本人の出自や父親の勤務先についてさまざまな情報が飛び交い、英利が公式Xで「事実に基づかない荒唐無稽な情報の流布もあります」とデマ拡散を否定する場面もあった。
牧島かれん氏はすぐに当選
同じ麻生派で“神奈川県議会のドン”と呼ばれる牧島功氏を父に持つ牧島氏は、今回もすぐに当確。
党内での評判はすこぶるいいが、唯一の懸念は今回の総裁選でも派閥の先輩である河野太郎前デジタル相の推薦人になったことくらいか。