ロス山火事で16歳少女の勇気に喝采! 怯える馬に自ら乗って安全地帯まで22キロ避難誘導
1月7日から米ロサンゼルス周辺で相次いで発生した山火事。日本時間21日までに少なくとも27人が死亡し、一時は30万人以上に避難指示や警告が出され、多くの人たちが避難生活を余儀なくされているが、そんな中、1人の少女の勇気ある行動が感動を呼んでいる。
注目を集めているのは、馬術選手のカリーナ・フェドロウィッチさん(16)。火災が市北部の峡谷地帯で発生した際、厩舎の馬たちをスタッフらと共にトレーラーに乗せて安全な場所へ避難させる作業を行った。
馬は敏感で驚きやすいデリケートな動物で、1頭の黒い牝馬がどうしてもトレーラーに乗ろうとせず、避難が難航。カリーナさんは、その馬を置いていくことを拒否し、約22.5キロの道のりを自分が避難させることを決意した。
時に馬に乗り、時に並んで歩き、時には走りながら馬を励まし続け、なんとか安全な場所まで避難させることができた。その様子を、いざという時のために後ろから車でついてきたカリーナさんの父親が動画撮影(写真)し、カリーナさんのTikTokに投稿したところ、急拡散!