【数字記号探し】「∽」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
【数字記号探し】
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
【校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば】
今回は特別編。「漢字探しだけじゃなくて、似た記号もあるのでは!」という突然のヒラメキから、記号探し問題です。
数学で使われる記号は「数学記号」と呼ばれますが、日常で目にする記号が実は数学記号だったり…。Sを反時計回りに90度倒したような「∽(相似記号)」もそのひとつ。
では、「∽」の中に一文字、別の数学記号が紛れています。どこでしょう?
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【正解は…】
答えは「∞」です。
左右の図形が相似なことを表す記号「∽」を最初に使ったのは、17世紀、ドイツの哲学者ライプニッツでした。語源は、ラテン語の「similis」(「似ている」の意)の頭文字「s」を横にしたものといわれています。
「∞」は無限大(infinity)を表し、どんな実数よりも大きな数で「数えきれないよ!」と“お手上げ最強な数字記号”ともいえるのではないでしょうか。
8人グループで結成された関ジャニ∞(現「SUPER EIGHT」)の由来は、グループとして大きくなり続けるといった願いが込められているのかと思いきや、デビュー当時、関西テレビ(8チャンネル)でレギュラー番組をもっていたからだとか。
また「∞」の形をモチーフとしたティファニーのインフィニティ リングは、その昔、安室ちゃんが身に着けていたことでも話題になりました。“お手上げ最強な魅力”を持った平成の歌姫にぴったりなジュエリーですね(しみじみ)。
出典元:「句読点、記号・符号活用辞典。」(第1版)
(日刊現代校閲/タダ美)
(コクハク編集部)