山の手の歴史・文教地区「文京区」が進める 子ども支援と分煙環境の共生施策
「歴史と文化と緑に育まれた、みんなが主役のまち」をうたう文京区は、共生をめざして今後、分煙環境整備をどう進めていくのか。松平区議がこう強調する。
「現状では他区と比べて、まだまだ喫煙所は少ないと思います。ただ、吸う場所がないと路上喫煙や私有地の駐車場などで吸うといった行為につながり、子どもや妊婦などへの受動喫煙が発生してしまう。そうした状況を防止するためにも、民間への助成を拡充するなどして分煙環境をさらに整備していくことで、喫煙者と非喫煙者が共存できるまちづくりを目指すべきだと考えています」
今後の取り組みの強化に期待したいところだ。