「ドトールのコーヒーはスタバよりも安い」は本当か?

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 人口減少が進む日本で、コーヒーの消費量はここ10年で増加傾向にある。2016年は47.2万トンと過去最高を記録。2018年には47万トン分のコーヒーが消費された(2018年 全日本コーヒー協会資料から)。この数字は、日本のティッシュペーパーの年間消費量とほぼ同じとのこと。

 日本人がかつてないほどコーヒーを飲むようになったのは、従来のコーヒーチェーンの店舗拡大のほか、高品質の「スペシャリティコーヒー」を提供する高級路線のコーヒーショップが増えていることからもわかる。そして、なによりセブン−イレブン、ローソン、ファミリーマートの大手3社を中心に低価格のコンビニコーヒーが浸透したことが大きいだろう。このように低価格のものから最高級品種のものまで、コーヒーを飲む機会が増えている。

 レギュラーサイズが1杯100円のコンビニコーヒーは価格面だけでなく、品質の向上や種類の拡大に努めている。セブン−イレブンのセブンカフェは1杯あたりのコーヒー豆の量を1割増加。ローソンのマチカフェも、高級品種のパナマゲイシャをはじめ、カフェインレスカフェやカフェゼリーラテと種類が豊富だ。

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