著者のコラム一覧
森山高至建築エコノミスト

1級建築士。1965年生まれ。岡山県井原市出身。岡山県立井原高から早大理工学部建築学科に進学し、88年に卒業。斎藤裕建築研究所を経て、91年に株式会社アルス・ノヴァを設立し、代表に就任。04年に早大政治経済学部大学院経済学修士課程を修了した。建築家として関わった物件は1000件以上。長崎県の大村市協定強建替え基本計画策定など、公共建設物のコンサルティングに携わるほか、マンガの原作などの仕事も手掛ける。主な著書に「非常識な建築業界 『どや建築』という病」がある。

大阪万博が抱える困った実情 準備期間は通常の6割なのにやることは数倍

公開日: 更新日:
会場の最寄り駅も未完成(C)日刊ゲンダイ

 近代の万国博覧会の歴史的起源は、1851年に開催されたロンドン万博で、わが国の関わりは1867(慶応3)年の第2回パリ万博への参加から始まります。

 ひと口に「万博」と言っても「登録博」と「認定博」の2種類に分かれることを、ご存じでしょうか?

 登録博は、原則として…

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