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松島修投資助言会社社長

1960年東京生まれ。94年投資助言会社エフピーネットを設立し代表取締役に就任。メルマガ「イーグルフライ」で投資アドバイス。2008年からの金融危機前に各相場のピークを予測し「全ての投資をやめる時」と事前に警告したことで知られる。テレビ東京、日経新聞などメディア出演多数。無料メルマガ「リアルインテリジェンス」で最新情報を提供中。

投機、投資、そして「第3の投資」とは…教科書的な知識だけでは大きな損失を生みかねない

公開日: 更新日:

 投機と投資以外に第3の投資という概念があります。

 投機とは短期的な価格変動だけを狙った取引で、投資とは長期間かけて利益を狙うことが一般の理解です。

 しかし、実際には短期運用が投機で、長期運用が投資ということでもありません。

 自分の頭で考えずに勧められるままに株、暗号資産・仮想通貨などを買うのは投機です。

 全財産で株を買うのも投機です。

 日本では1990年以降、株が20年以上の長期下落相場の時に株をコツコツ買うことは投機的です。

 つまり、投機や投資という概念は、その時々の状況や本人の状態などによって変わってくるのです。

 株の暴落や長期右肩下がりが見込まれる時に、株を長期保有するのは投資ではありません。

 今はどういう時代なのか、今後、世界はどうなっていくか予測することが、とても大事です。

 右肩上がりの経済なのか、右肩下がりの経済なのか、前提によって良いことが悪いことにもなるからです。

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