裏金事件で逮捕の池田佳隆容疑者“データ破壊”証拠隠滅で墓穴の不可解…何を隠したかった?

公開日: 更新日:

 自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、自身の資金管理団体の会計責任者を務める政策秘書とともに逮捕された池田佳隆容疑者(自民除名)。

 安倍派内で2番目に多い4826万円のキックバックを受け取っていたが、政治資金収支報告書の虚偽記載で国会議員が逮捕されるのは異例だ。データや資料を故意に破壊するという証拠隠滅が墓穴を掘った。

 どうやらカネは池田容疑者本人が直接、派閥側から現金で受け取っていたようだ。事務所ではエクセルファイルでパーティー券の売り上げを管理。パー券購入企業のリストや派閥側とのやりとりの記録もまとめており、これらを廃棄するよう池田容疑者が秘書らに指示していたという。

 秘書らは還流されたカネを「裏金」と認識。事務所内では池田容疑者が絶対的な存在で、池田容疑者が主体的に裏金を管理していたとみられている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース