【東京佐川急便事件】異聞(215)大川原化工機事件でも問題になった「人質司法」
月刊文藝春秋1992年11月号で検察捜査を告発した平和堂不動産社長の「獄中日記」の話を続ける。
前回触れた「人質司法」は、日本の刑事司法の「宿痾」ともいえるものだ。被疑者・被告人が容疑を否認したり黙秘したりする限り、身柄拘束が続くことをいう。シャバに出たい一心で、無実な…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,210文字/全文1,350文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】