<第9回> 個性的自立を認めない人権否定の憲法観

現行憲法の13条では「すべて国民は『個人』として尊重される」となっている。ところが、自民党改憲草案の13条では「全て国民は『人』として尊重される」と書き直されている。これは単に「個人」が「人」に変わった1文字の違いだが、その意味の違いは大きい。
改憲推進派の会合ではしば…
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