「昭和よ、お前は暗闘と改めよ」と説いた桐生悠々
5大言論のひとり、桐生悠々についても説明しておきたい。昭和の前半に限れば、もっとも言論人としての矜持を守ったのはこの人物以外にいないと、私は考えている。
桐生はもともとは信濃毎日新聞の論説委員であった。昭和7年8月11日の社説に「関東防空大演習を嗤う」を書いた。東京で防…
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