無策の末の処理水放出 東電と政府の尻拭いになぜ血税?
崩れ去った「最も現実的」の根拠
福島第1原発にたまり続ける「処理水」の海洋放出を強行してから、わずか1日。25日、政府は早くも風評被害対策として用意した基金を取り崩す考えを示した。放出に猛反発する中国が、日本産水産物の輸入を全面停止したことを受けての措置だ。
計800億円の基金のうち、水産物への被害抑…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り3,043文字/全文3,183文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】