橘孝三郎と武者小路実篤、農本主義と知識人の付き合いはどのような形で始まったか
大正末期、農本主義者の橘孝三郎と武者小路実篤の間には、実は交流も続いていた。武者小路は白樺派同人の中では指導的な役割を果たしていたわけだが、白樺派には作家、評論家、彫刻家、詩人だけではなく、民芸家の柳宗悦などもいた。周辺には近衞文麿などもいて、白樺派はいわば華族の子弟なども同人…
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