進歩とは何か? 「五・一五事件」は大正期の昭和への反乱だった
橘孝三郎の文化村は、昭和の現実に向き合うことになったのだが、それは図らずも合法と非合法からの接触によって歴史の年譜の中に入り込むことでもあった。
風見章は農業恐慌下での農村救済を橘の理論に託したようでもあった。茨城3区から政界に出ているのだから農村青年の票を固める必要が…
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