二・二六事件を察知していた牧野伸顕の命を救ったのは外交官の吉田茂だった
天皇の側近だった牧野伸顕がテロに狙われた件を見ますと、明治11(1878)年に起きた牧野の父・大久保利通に対するテロは、昭和に起きたテロに対しても陰に陽に関係を持っていたと言えます。
この視点はとても重要です。牧野伸顕は天皇の側近役である内大臣を務めていましたが、昭和…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,074文字/全文1,214文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】