日本維新の会「党勢凋落」で大慌て!党員確保の“過酷ノルマ”にペナルティー新設、気になる中身を入手
日刊ゲンダイが入手したペーパーによると、ノルマは現職国会議員だと年間200人以上で、支部長は同100人以上。達成できなかった場合のペナルティーは、党本部から支給される交付金が現職議員の場合50%カットされ、支部長だと20%削られるというもの。これまで、維新ではノルマはあったが、ペナルティーは設けられていなかった。
■若手から「キツ過ぎる」「無理だ」
複数の現職議員と支部長が代表を務める政党支部の収支報告書をチェックすると、現職議員の交付金は年間1000万円、支部長は500万~600万円だった。ノルマを達成できないと、現職議員は500万円を、支部長は200万~300万円を失う可能性があるわけだ。
「現職議員ならまだしも、支部長になったばかりの若手らは『キツ過ぎる』『無理だ』などとこぼしています。ノルマ未達成だと、交付金カットどころか『公認取り消しもある』なんて話も出ている。幹部としては、死に物狂いで党員を集めさせ、党勢を回復したいのでしょう」(維新関係者)
ブラック企業みたいなやり方だが、これで党勢が上向くのだろうか。