徐京植も魯迅のように「暗黒」ともみ合ったのかもしれない
『獄中19年』(岩波新書)の著者、徐勝は私と同い年だが、彼は弟の俊植と共に韓国に留学中に政治犯として逮捕され、長い獄中生活を送った。京植は2人の弟である。
京植とは30年近く前に「魯迅の読み方」について語り合ったことがある。
ある時の勝からの獄中からの手紙に、京植…
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