下村博文氏「政倫審」出席意向に自民が戦々恐々…恨み骨髄の森喜朗氏に“ハチの一刺し”の期待

公開日: 更新日:

■“キックバック”復活の経緯を知る重要人物

 下村氏は、いったん廃止を決めた安倍派のキックバックが復活した経緯を知る重要人物でもある。この件を協議した2022年4月と8月の幹部会議に会長代理として出席。1月末の会見で下村氏が説明した協議内容と、政倫審における当時の事務総長だった西村康稔前経産相、座長の塩谷立元総務会長の証言は大きく食い違う。誰がウソをついているのか、下村氏は正直に打ち明けるべきだろう。

 そもそも、下村氏は「事務総長経験者」という自民が勝手に線引きした政倫審出席の条件を満たしている。それでも先週の出席メンバーから外れたのは、党幹部に森元首相をかばう意識でもあったのか。本人が出席を申し出ている以上、もはや断る理由はない。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」で、上がり目ナシの下村氏も“ハチの一刺し”で洗いざらいブチまけた方がいい。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係