81歳の婆さんが愛する夫をナイフで刺した理由…「あんた、浮気したやろ」と言いがかり
通報内容と現場の被害状況が一致したため、その場で身柄を確保。調べに対し、「夫の浮気を疑って口論となり、刺した」と、容疑を認めている。夫は軽傷だった。
「スマホに他の女性との通話履歴が残っていたとか、ツーショット写真が保存されていたとか、浮気を疑われるような物証は何ひとつなかった。思い込みというか、いわゆる邪推です。ご主人も突然、そんなことを言われて困ったようですが、あまりにも相手が言い張るものだから口論になった。凶器を使用していて危険を及ぼすことから、逮捕に至りました」(捜査事情通)
現場は閑静な住宅街で時間も遅く、凶器が刃物ということで、警察がそれなりの態勢を組んで現場に向かったため、辺りは一時騒然となったという。
「おばあちゃんは年齢も年齢なので物忘れが多くなったようですし、ボケの兆候みたいなものもあったみたいです」(近隣住民)
自宅は1987年に新築、延べ床面積129平方メートルの木造2階建て。92年に夫からスミ子容疑者に名義人が移されている。
女房に家の所有権まで渡しながら、何の根拠もないのに浮気を疑われ、刃物で切り付けられたらたまらない。