那須2遺体事件で“実行役”2人を逮捕も…1000万円超の報酬が支払える犯行グループの動機は何か

公開日: 更新日:

「指示役や遺体の遺棄役など複数の人物を使い、1000万円超の報酬が支払われている。それ相応の対価が得られなければ、こんな荒っぽいことはしない。動機は単なる怨恨や客引きトラブルではないとみている。宝島さんをよく知る人物が財産や不動産を奪う目的で計画を立てて、犯行現場におびきだしたのではないか。上野の御徒町界隈は経営者が外国人で、客のほとんども外国人という店も多く、複雑な利権が絡み合っている。コロナ禍で閉店に追い込まれた飲食店を次々買い占め、成功を収めた宝島さんが狙われても不思議ではない」(前出の捜査事情通)

 平山容疑者から「怖い人」と恐れられていた佐々木容疑者も「下請け」だった。警視庁は「元締」を特定するため、押収した佐々木容疑者のスマホの解析を進めている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…