那須2遺体事件で逮捕の4人は渋谷で知り合った“薄い関係”…指示役も現場にいたのか?

公開日: 更新日:

 死体損壊容疑で逮捕された4人のうち1人が、NHK大河の元子役と判明し、大騒ぎになっている。栃木県那須町の河川敷で会社役員・宝島龍太郎さん(55)夫妻の遺体が見つかった事件。

 その元俳優の若山耀人(20)と、職業不詳で韓国籍の姜光紀(20)両容疑者が実行犯とされ、仲介役とされる建設業の平山綾拳容疑者(25)とは昨年末~年明けごろ、東京・渋谷のクラブで知り合ったという。

「何度か一緒に飲んだだけで、2人を『キラト』『カン』と呼び、ほぼ電話でやりとり。お互いのフルネームも知らなかった。平山も、指示役の1人とみられる職業不詳の佐々木光容疑者(28)とは、今年2~3月に渋谷のクラブで知り合ったと供述。連絡はSNSで、いずれもクラブの顔見知り程度の薄い関係だったようです」(捜査事情通)

 亡くなった宝島さん夫妻は4月16日午前0時ごろ、東京都品川区の空き家で若山、姜両容疑者と接触。

 そこで暴行されるなどした後、平山容疑者が貸した車で那須町まで運ばれたとみられているが、NHKの報道によると、犯行の時間帯、現場近くの防犯カメラに指示役の佐々木容疑者の姿も写っていたという。

 捜査本部はさらに上の指示役がいるとみて調べを進めているが、1000万円以上の報酬を払ったのは何者なのか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…