屋根に飛び移り若い女性の入浴姿をスマホで撮影…21歳“銭湯盗撮魔”の凄まじい執念

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 付近の防犯カメラには、河野容疑者が自転車で現場から立ち去る姿が映っていたため、リレー方式で足取りを追い、自宅を突き止めた。調べに対し、「許可を取らずに勝手に屋根に登って女湯の女性をスマホで撮影しました。3回ぐらいやりました」と容疑を認めている。

 バレないとでも思ったのか、河野容疑者は7月にも同じ銭湯で盗撮行為を繰り返し、20代の女性2人が被害に遭っていた。

「同じ日の午前5時ごろと午後3時ごろ、1日2回も屋根に登っていました。1回目は被害女性2人が気づきましたが、2回目はかなり多くのお客さんが入浴していたのに誰も気がつかなかった。6月のことがあったので警戒していたら、白い大きな模様の入った黒いTシャツと迷彩色のズボン姿の男が屋上にいた。『すみませーん』と声を掛けたら、慌てて2階から地上に飛び降り、自転車に乗って走り去っていきました」(銭湯のスタッフ)

 天窓は男湯、女湯の両方にあるが、利用者以外、ほとんど知らないことから、河野自身が銭湯を利用した際、盗撮を思いついた可能性がある。河野容疑者は、銭湯から徒歩10分ほどのマンションで暮らしていた。

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