屋根に飛び移り若い女性の入浴姿をスマホで撮影…21歳“銭湯盗撮魔”の凄まじい執念
付近の防犯カメラには、河野容疑者が自転車で現場から立ち去る姿が映っていたため、リレー方式で足取りを追い、自宅を突き止めた。調べに対し、「許可を取らずに勝手に屋根に登って女湯の女性をスマホで撮影しました。3回ぐらいやりました」と容疑を認めている。
バレないとでも思ったのか、河野容疑者は7月にも同じ銭湯で盗撮行為を繰り返し、20代の女性2人が被害に遭っていた。
「同じ日の午前5時ごろと午後3時ごろ、1日2回も屋根に登っていました。1回目は被害女性2人が気づきましたが、2回目はかなり多くのお客さんが入浴していたのに誰も気がつかなかった。6月のことがあったので警戒していたら、白い大きな模様の入った黒いTシャツと迷彩色のズボン姿の男が屋上にいた。『すみませーん』と声を掛けたら、慌てて2階から地上に飛び降り、自転車に乗って走り去っていきました」(銭湯のスタッフ)
天窓は男湯、女湯の両方にあるが、利用者以外、ほとんど知らないことから、河野自身が銭湯を利用した際、盗撮を思いついた可能性がある。河野容疑者は、銭湯から徒歩10分ほどのマンションで暮らしていた。
■関連記事
-
声を放つ 当事者の証言 三菱銀行立てこもり事件の犯人が通った酒屋の店主「月に1回くらい来て高い酒を注文していくんですわ」
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(78)「天皇を免責するためには、あなたの証言が重要である。自殺はしないように」(下村定陸相)
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(77)東條英機は戦陣訓をつゆとも意識せずに自決を図った
-
韓国で6.3投開票「李在明大統領」に備えよ (下)韓国で「国民」は、統合ではなく分断の言葉となった…深まる溝は埋まるのか
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(76)法規よりも東條陸相の示達が優先しようとした傲慢さ