松島新地の料亭で母娘孫3代「ちょんの間」経営…女性客をホストにハメて風俗で「丸儲け」
■カネはビタ一文かからなかった
ホストが女性客を風俗店に沈める場合、仲介したスカウトマンに店の売り上げの一部がスカウトバックとして入るが、どちらも千城容疑者が実質経営する店だったため、カネはビタ一文かからなかった。
「風俗嬢が1人で店先に座っている飛田新地と違って、松島は2、3人が顔みせをしている。松島には80店舗ほどの料亭があるが、人気店にはそれなりのタマがいる。千城はホストクラブで品定めをし、稼げそうな女性を見つけると、売掛金を膨らませ、逃げられないようにしていた。そうやってホストクラブと料亭の両方で売り上げを伸ばしていた。ちゃっかり、料亭の風俗嬢にもホストクラブに飲みに行くよう声を掛けていました」(捜査事情通)
狡猾な手段で客からカネをかすめ取っていた千城容疑者だったが、誤算はヤリ手経営者の母・信子容疑者まで息子が経営する店のホストにハマってしまったこと。息子としては、さぞ複雑な心境だったことだろう。