松島新地の料亭で母娘孫3代「ちょんの間」経営…女性客をホストにハメて風俗で「丸儲け」

公開日: 更新日:

■カネはビタ一文かからなかった

 ホストが女性客を風俗店に沈める場合、仲介したスカウトマンに店の売り上げの一部がスカウトバックとして入るが、どちらも千城容疑者が実質経営する店だったため、カネはビタ一文かからなかった。

「風俗嬢が1人で店先に座っている飛田新地と違って、松島は2、3人が顔みせをしている。松島には80店舗ほどの料亭があるが、人気店にはそれなりのタマがいる。千城はホストクラブで品定めをし、稼げそうな女性を見つけると、売掛金を膨らませ、逃げられないようにしていた。そうやってホストクラブと料亭の両方で売り上げを伸ばしていた。ちゃっかり、料亭の風俗嬢にもホストクラブに飲みに行くよう声を掛けていました」(捜査事情通)

 狡猾な手段で客からカネをかすめ取っていた千城容疑者だったが、誤算はヤリ手経営者の母・信子容疑者まで息子が経営する店のホストにハマってしまったこと。息子としては、さぞ複雑な心境だったことだろう。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…