闇バイトに海外からの実行役も出現…背景に警察の抑止対策が影響か?

公開日: 更新日:

「今年8月以降から発生している首都圏連続強盗事件を受け、警察庁は露木康浩長官の号令のもと、徹底した“闇バイト”対策に取り組み、メディアも盛んに報じています。それらの抑止効果もあってか、最近では連続強盗事件は減少傾向にあります」

 今月12日に行われた警察庁の定例会見では、露木長官が(闇バイトを抑止するための)「仮装身分捜査」の必要性について説き、「雇われたふり作戦」と命名。17日の犯罪対策閣僚会議では石破茂首相も「仮装身分捜査も活用した徹底的な取り締まりをする」と言及している。

「警察などの徹底的なキャンペーンにより、募集側からしてみれば、日本での実行役を探すのが難しくなってきている可能性も考えられます。実際に最近では特殊詐欺などでベトナム人の出し子が捕まるケースも目立ってきています」(同前)

 仮装身分捜査は、来年早々の導入も検討されている。日本人の「闇バイト」に代わって海外からの「闇バイト」が台頭するのだろうか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

  2. 2

    豊昇龍にも“綱とりの権利”はあるが…協会に「双羽黒のトラウマ」、素行や人間性も厳しくチェック

  3. 3

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  4. 4

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 5

    佐々木朗希はカネにも執着か…チーム力は度外視、4球団との面談で見えてきた"共通項”

  1. 6

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 7

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 8

    斎藤元彦知事は“無双”から絶体絶命に…公選法違反疑惑で刑事告発した上脇教授と郷原弁護士に聞いた

  4. 9

    上沢直之がソフトバンクを選んだ納得の理由 「4年8億円」に対し日本ハムは単年提示だった?

  5. 10

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”