マエケン、大竹、栗原、永川…広島が頭を抱えるオフの“大銭闘”

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 19日、退任騒動に揺れた広島・野村監督の続投が決定した。野村監督は、健康上の問題を理由に今季限りでの退団を決意するも、松田オーナーに「頭が固い」と説得され、翻意したという。

 球団としては「これにて一件落着」といいたいところだが、次は選手との契約問題が待ち受けている。

 その最たるがエースの前田健太。今季は15勝をマークし、最優秀防御率(2・10)のタイトルを獲得。肩や背中などに痛みを抱えながらも、WBC出場に始まりCSまでフル回転した。メジャー挑戦も視野に入れているだけに、今季年俸2億1000万円プラス出来高からの大幅アップを要求してもおかしくない。

「マエケンだけじゃない」とは、某広島OB。
「2年連続2ケタ勝利を挙げた大竹は国内FA権の行使も視野に入れている。年俸1億円と手頃なことから中日やDeNAなど複数球団が動向に注目。広島も残留させるなら、複数年の提示は必要だろう。ここ2年は故障や不振に悩んだ栗原も、ヤクルトが関心を示しているという話もある」

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