阪神一軍打撃コーチ補佐就任で浮上…来オフ「オマリー監督」の現実味
ライブドアの堀江貴文社長(当時)が同席した就任会見でオマリーは、「長年の夢がかなう機会を与えられ感謝している。私を温かく迎え入れてくれた日本で監督がしたかった。(球界参入は楽天と)競合は承知している。だが、日本で監督がしたいという気持ちが強い」と述べていた。
今回、阪神がオマリーをコーチ補佐として呼んだのは、「外国人選手のカウンセラー役」といわれているが、前出のOBは「もしかすると、和田監督の次もあるんちゃうかな」というのだ。
「和田監督は、来年で契約が切れる。優勝以外、契約更新はないというのが大方の見方。といって、次がおらんやろ。指導者経験のない金本や矢野もまだ早いしな。育成・打撃コーディネーターになった掛布というのもちょっとなあ。岡田が再登板に色気もっとるという話だが、今のフロント体制でそれはない。そうなると、2、3年ぐらいオマリーにやらせ、その間、金本や矢野、赤星、今岡といった03年優勝メンバーを入閣させ、指導者経験を積ませるという手もある。ポスト和田にオマリー監督、笑い飛ばす話じゃないかもしれんぞ」