3戦目の本田を「空っぽ」と酷評…伊メディアの節操のなさ
イタリアデビュー3戦目のミランMF本田圭佑(27)に対する辛口評価が、まるで絵に描いたような「手のひら返し」と評判になっている。
セリエA先発デビューのベローナ戦(現地19日夜)で本田はトップ下のポジションに入った。しかし、0―0で迎えた後半18分にベンチ送り。
すると一夜明けた翌20日の現地メディアの論調の凄まじいコト! 「酸素が足りないようなプレーだった」(コリエレ・デロ・スポルト)、「ゴール前でコントロールを誤った」(トゥット・スポルト)なんて序の口。「実りなし」「ぶざまなシュート」と酷評したガゼッタ・デロ・スポルトは、見出しに「ホンダは空っぽ」と掲げてケチョンケチョンである。
つい3日前。イタリア杯で初ゴールを決めた本田を「本能に従ってしなやかに躍動した」(ガゼッタ)、「運命付けられたよう」(コリエレ)と大絶賛。そういえばインテルの長友佑都(27)が「イタリアは良い時は持ち上げてくれるが、悪い時は世界でも一番厳しい」と話していたが、長友のコメントを本田が聞かされたら「その通り」と何度もうなずいただろう。