高梨沙羅の五輪金メダルを阻止する サラのW杯強行出場

公開日: 更新日:

 19日のW杯蔵王大会で通算17勝目を挙げ、日本人男女を通じての歴代最多勝利を飾った女子ジャンプの高梨沙羅(17)。無敵の強さを誇る天才ジャンパーは、「ソチ五輪での金メダルは堅い」とメディアは予想するが、アメリカの「サラ」の状態を見てみないと、メダルの色はわからないのが実情だ。

 その「サラ」とは高梨の最大のライバルといわれるW杯通算13勝を誇るサラ・ヘンドリクソン(19)だ。

 米国のサラは昨年8月下旬の練習中に右膝の前十字靭帯を損傷し、修復手術を受けた。その後、懸命なリハビリの甲斐もあって、22日に発表された米国女子ジャンプ代表に選出された。来月1、2日に行われるW杯ヒンツェンバッハ(オーストリア)大会で復帰。五輪直前、高梨と同じ舞台に立つ。

「当初サラは、五輪にぶっつけ本番で出場するはずでした。しかし、本人が五輪前に実戦で最終的な状態確認をしたいということもあり、2月1日からのW杯への強行出場を決めたようです。絶好調の高梨もこの大会に出場する予定。ここで故障明けのサラが高梨を負かせば、五輪の金メダル争いは、俄然サラが有利になる」(米スキー関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出