“真央人気”で3倍増 スケート連盟が貯め込んだ「13億円」

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 まさに真央サマサマだが、スケ連はJOCを通じて「選手強化事業費」として今年度だけで約1億3000万円の税金を受け取っている。現金をたんまり持っているのだから、「血税に頼るな」と言いたくもなるが、スケ連はまだまだ稼ぎ足りないらしい。

■「引退」エサに最後のひと稼ぎ

「スケ連は昨年末の全日本選手権を大会史上初めて、さいたまスーパーアリーナで行った。収容人数は約1万8000席の“大箱”で、過去の会場と比較すると、11年末のなみはやドーム(約6000席)の3倍です。浅田真央安藤美姫高橋大輔ら黄金時代を築いた人気選手が今季限りで引退を表明。彼女たちにとってラストの選手権で、スケ連は最後のひと儲けを狙ったわけです。そのもくろみ通り、この大会で数億円の収益を挙げました」(フィギュア関係者)

 膨れ上がった資産の使い道について、スケ連の担当者は「今後、理事会などで決めていく」と言葉少なだった。過去にはトップが背任で逮捕されたこともある。あまりカネを持ちすぎない方がいいと思うのは杞憂だろうか。

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