ヤ軍ナインはどう見た? マー君の巨額契約とチャーター機
すでに山ほど稼いでいる連中にとっては、160億円契約も3000万円のチャーター機移動も衝撃というわけではないらしい。
■「3人でもそうする(笑い)」
それなら彼らほど実績のない連中は、どう受け止めているのか。
「もし、ボクが彼のような契約を結んで『日本へ行け』といわれたら、同じようにチャーターするよ。150億円稼ぐようになったら、絶対にそうする。5人でチャーターした? お父さんとお母さんだけの3人でもそうする(笑い)」
こう言って憧れというか、半ば嫉妬にも似た感情をあらわにしたのはブルペンで田中の球を受けた捕手のセルベリ(27=年俸7000万円)だ。
「ボクだって一度、(母国の)ベネズエラからドミニカ共和国に行ったとき、チャーター機を借りたことがあるけど、非常に快適だし、時間の節約にもなる。時間と快適さをおカネで買えるなら、そうするのは当然じゃないか。人生は一度だけ。限られた時間の中で、最高の経験をするのが一番いいんじゃないか。そういうぜいたくがモチベーションにもなるわけだから。田中の選択は正しかったと思うよ」