菅野とシ烈争いも…巨人・内海が「開幕投手」より欲しいモノ

公開日: 更新日:

■本気で狙っている、と関係者

 そんな内海が「開幕」より欲しい称号があるという。近しい関係者がこう言う。
「今年は初の沢村賞を本気で狙っている。18勝した11年はいけるかもと思ったところを19勝のマー君(楽天・田中)に持っていかれた。あの時は悔しかったようです。マー君は海を渡ってもういない。セ・リーグではマエケン(広島前田健太)が1度取っているけど、メジャー行きがウワサされているから今年が最後かもしれない。マー君が去った日本球界で、マエケンに勝って沢村賞を取る。これが今年の大目標だから、たとえ開幕を譲っても、すぐに切り替えられるでしょう」

 開幕の座を東野に譲った11年はキャリアハイの18勝で最多勝を獲得している。エースと言われながら、昨季のCSでは四回で代打を出される屈辱を味わった。沢村賞投手になって今度こそ認めてもらいたい――。内海にとって今年の開幕投手は、それほど重要なことではないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…