正確に飛ばすにはレベルスイング
■腰は構えた位置で横にターン
杉本に聞くと、欧米人とは足と腕の長さが違うからだという。
「欧米のプロが腰をスライドさせてフォロースルーを真っすぐ出していけるのは脚と腕が長いから。腕の短い日本人が彼らのスイングを真似して真っすぐ振り抜こうとしたら右肩が落ちて左サイドが伸び上がるので体は止まってしまう」
だから日本人はダウンスイングで左腰を構えた位置に戻したら、その位置で平らに回るレベルスイングをしないと正確に遠くへ飛ばすことはできないというのだ。
(日本ゴルフジャーナリスト協会顧問・菅野徳雄)